鹿行広域事務組合消防吏員服制規則

平成30年3月28日
規則第7号

改正

令和3年3月17日規則第3号

令和4年3月11日規則第1号


鹿行広域事務組合消防吏員服制規則(昭和59年規則第9号)の全部を次のように改正する。
(趣旨)
第1条 この規則は,消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき,鹿行広域事務組合消防吏員(以下「消防吏員」という。)の服制に関し必要な事項を定めるものとする。
(服制)
第2条 消防吏員の服制は,別表第1から別表第4までのとおりとする。
(委任)
第3条 この規則の施行について必要な事項は,消防長が定める。
付 則
 この規則は,平成30年4月1日から施行する。
 この規則による改正前の鹿行広域事務組合消防吏員服制規則の規定による男子消防吏員服制中の防寒ジャンパーについては,平成33年3月31日までの間,使用することができる。
付 則(令和3年3月17日規則第3号)
この規則は,令和3年4月1日から施行する。
付 則(令和4年3月11日規則第1号)
この規則は,令和4年4月1日から施行する。
別表第1

消防吏員服制規則

  

  

地質

  

  

濃紺の毛又は合成繊維の織物

  

  

  

  

  

円形とし,前ひさし及び顎ひもは黒色の革又は合成皮革製とする。

  

  

製式

  

  

顎ひもの両端は腰の両側において金色金属製消防章各1個で留める。

制帽

  

  

  

  

まちの両側に各2個のはと目を付け通風口とする。

  

  

き章

  

  

濃紺の毛又は合成繊維の台に銀色消防章を金色桜をもって囲んだものを前面中央に付ける。

  

  

周章

  

  

腰の周囲には黒色のなな子織を巻き,その上に消防司令以上は蛇腹組金線及び蛇腹組黒色線を,消防司令補は蛇腹組黒色線を巻く。

  

  

地質

  

  

濃紺の毛又は合成繊維の織物

  

  

  

えり

  

折えりとする。

  

  

  

前面

  

胸部は二重とし,消防章を付けた金色金属製ボタン各3個を2行に付ける。

  

  

  

  

前面の左に2個,右に1個のポケットを付け,下部左右のポケットに蓋を付ける。

  

  

  

階級章

台は黒色の合成樹脂製とし上下両縁に刺繍状の金線を施し,中央部に平織状金線及び銀色消防章を付けたものを右胸部にマジックテープで付ける。

  

  

  

消防長章を付けた場合には,階級章を省略することができる。

  

上衣

  

消防長章

台は銀製とし,金色線3条及び黒色線2条を配し,中央にいぶし銀色の桜葉及び銀みがきに桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。

  

  

製式

消防長章は,階級章の上部に付ける。

制服

  

  

袖章

蛇腹金線,黒色しま織線及び金色金属製消防章を付ける。ただし,消防士長の場合は,蛇腹組金線にかえ同銀線を付け,消防副士長及び消防士の場合は,蛇腹組金線を付けない。

  

  

  

消防司令補,消防士長,消防副士長及び消防士の場合は,金色金属製消防章を付けない。

  

  

  

エンブレム

濃紺の毛又は合成繊維の台にオレンジ色の糸で二重に縁取りをし,上部に「鹿行消防本部」,下部中央に消防章を銀色の糸で刺繍するとともに,消防章を囲むように金色の糸で月桂樹の葉を刺繍する。

  

  

  

エンブレムは,左袖外側の上部に付ける。

  

ズボン

地質

  

  

上衣に同じ。

  

製式

  

  

長ズボンとし,両ももに各1個,右側後方に1個のポケットを付ける。

  

地質

  

  

  

夏服ズボンに同じ。

  

  

  

  

  

円形とし,前ひさし及び顎ひもは地質と類似色の革又は合成皮革製とする。

  

製式

  

  

  

顎ひもの両端は腰の両側において金色金属製消防章各1個で留める。

夏制帽

  

  

  

  

まちの部分は,地質と類似色の網状織物とし,通風性を持たせる。

  

き章

  

  

  

台地は地質と類似色の織物とするほか,冬制帽に同じ。

  

周章

  

  

  

腰の周囲には地質と類似色のなな子織を巻く。

  

  

地質

淡青色の織物

  

  

  

えり

  

立てえり,ワイシャツカラー

  

  

  

肩章

  

外側の端を縫目に縫込み,えり側を地質と類似色のボタン各1個で留める。

  

  

製式

前面

額付前立てとし,地質と類似色のボタン5個を1行に付ける。

  

上衣

ポケットは蓋付で左右の胸に各1個とし,蓋はマジックテープで留める。

夏服

  

  

  

長袖又は半袖とし,長袖の袖口は地質と類似色のボタンで留める。

  

  

  

階級章

制服上衣に同じ。

  

  

  

消防長章

制服上衣に同じ。

  

  

  

エンブレム

制服上衣に同じ。

  

ズボン

地質

青色の合成繊維

  

製式

長ズボンとし,両もも及び後方に各1個のポケットを付ける。

  

地質

  

  

  

青色の合成繊維

  

  

  

  

  

野球帽形式とし,上部に天井ボッチと空気穴6箇所を付ける。

  

製式

  

  

  

前ひさしの上部に桜の花と葉を金色の糸で刺繍する。

アポロ作業帽

  

  

  

  

腰の後部にサイズ調整のアジャスターを付ける。

  

き章

  

  

  

前面上部に「ROKKOU F.D」と金色の糸で刺繍する。

  

  

  

  

前面中央に消防章を銀色の糸で刺繍するとともに,消防章を囲むように金色の糸で月桂樹の葉を刺繍する。

  

  

地質

  

  

青色の合成繊維とし,えり及び肩部には,オレンジ色を配する。

  

  

  

  

  

厚地と薄地を設定する。

  

上衣

製式

  

  

長袖,カッター衿で,前合わせは,ファスナー・面ファスナー併用止めとし,袖口はファスナー開き水かき付とする。

  

  

階級章

制服上衣に同じ。

活動服

  

標識

  

  

背面上部のオレンジ色の部分に,「鹿行広域消防 ROKKOU FIRE DEPT.」と青色で表記する。

  

  

名前

  

  

左胸ポケット上部に個人名(苗字)を黄色の糸で刺繍する。

  

ズボン

地質

  

  

上衣に同じ。

  

製式

  

  

長ズボンとし,両もも及び後方に各1個のポケットを付ける。また,両もものポケット下方に各1個のアウトポケットを付ける。

防寒ジャンパー

地質

  

  

  

表地は紺色のポリエステル,裏地(吸湿発熱素材)付き,JIS適合品とする。

製式

  

  

  

外観は,ブルゾン型で,袖口及び裾はフライス仕様,裏地(吸湿発熱素材)付きとし,前面は,ファスナー全開型で,胸には,右にトランシーバーポケット,無線マイク掛けを付け,両側にポケットと,左胸内側に前立て下ポケットを付ける。背面上部に,「鹿行広域消防 ROKKOU FIRE DEPT.」と灰色で表記する。

ワイシャツ

白色とする。

ネクタイ

濃紺とする。

Tシャツ

製式

紺色の半袖とし,背面上部に「鹿行広域消防 ROKKOU FIRE DEPT.」と白色で表記する。

名前

左袖部に個人名(苗字)を白色の糸で刺繍する。

白手袋

  

  

  

製式

白色の織物とする。

  

  

  

製式

黒色の短靴,作業靴(編上げ)及び作業短靴とする。

長靴

  

  

  

製式

黒色のゴム製長靴とする。

制服用バンド

製式

黒の革又は合成皮革製とし,バックルは,金属製で消防章を付ける。

夏服用バンド

製式

夏服ズボンと類似色の合成繊維製とし,その一端には,ほつれ止めの金具を付ける。

バックルは,金属製で消防章をつける。

活動服用バンド

製式

活動服と類似色の合成繊維製とし,バックルは,2ピン留め式の金属製とする。

雨衣

上衣

地質

  

  

表面はオレンジ色のポリエステル・ウレタンコーティング,裏地は,ナイロントリコットとする。

製式

  

  

フードは脱着式で,袖口は内袖付き,内袖口は,半ゴム半ベルト調節式,前後腰部,袖に反射帯を付ける。

標識

  

  

背面上部に,「鹿行広域消防 ROKKOU FIRE DEPT.」と灰色で表記する。

ズボン

地質

  

  

上衣と同じ。

製式

  

  

前明き釦留め,ウエストはゴムとヒモ入り,裾はファスナー明き,マチ付きとし,反射帯を付ける。


別表第2

防火被服服制

防火帽

帽体

地質

ガラス繊維を基材としたポリエステル樹脂による強化プラスチックで,銀色塗装仕上げとする。

製式

セミジェット型とし,内部にハンモック及び緩衝スポンジ付き汗止めにより,頭部の振動を防ぐ装置を付ける。外周には,一条の赤色反射線を付ける。階級を示す表示を白赤色反射の階級シールにより,外周後部に付する。あごひもは,合成繊維製とし,締め付け金具付きとする。後ひさしには,環状の掛け金具を付ける。前部には,顔面保護板を付ける。

き章

黒色の樹脂フィルムに,銀色消防章を金色桜で囲んだシールを前面中央に付ける。

しころ

地質

紺色の難燃繊維とする。

製式

取付け金具により帽体内側の前ひさし両端から後部にわたり付着させるものとし,その前面は,両眼を出して閉じられるようにする。

防火衣

上衣

地質

しころと同様とする。

製式

一枚襟バンド付きとする。内衣を設け,肩及びその前後に耐衝撃材を入れる。前合せは,面ファスナーとし,左右側方及び左右胸部に各一個の蓋付ポケットを付ける。背部には消防本部名を表記するものとし,上段には「鹿行広域消防」下段に「ROKKOU FIRE DEPT.」と銀色反射材で併記する。

ズボン

地質

上衣と同様とする。

製式

長ズボンとする。

防火長靴

製式

足首部分及び脛部分の締めひも付き,先芯入り踏み抜き防止鋼板入りゴム長靴とする。


別表第3

救助服服制

救助服

作業帽

地質

アポロ作業帽に同じ。

製式

上に同じ。

マーク章

上に同じ。

上衣

地質

オレンジ色の合成繊維の織物とする。

製式

襟は開襟とし,前面にファスナーを付ける。前面左右胸部分に各一個のファスナー付ポケットを付ける。胸部及び背部に上方に刺しを入れる。袖口にまちを入れ,ファスナーを付ける。

階級章

活動服上着に同じ。

標識

左胸ポケット上部に「鹿行消防本部」と刺しゅうする。背部には,消防本部名を表記するものとし,上段には「鹿行広域消防」下段に「ROKKOU FIRE DEPT.」と黒色で併記する。

ズボン

地質

上衣に同じ。

製式

長ズボンとし,前面にファスナーを付ける。両ももの側面に各一個のファスナー付きアウトポケットを付ける。腰部から大腿部にかけて刺しを入れる。

作業靴

製式

黒色の革製の編上げ靴とし,底はゴム又は合成ゴムで滑り止め付きとする。前面とじひも部は左右それぞれ8個のはとめを付ける。

バンド

製式

救助服と同色の合成繊維製とする。

  

  

地質

ポリカーボネイト又はガラス繊維を基材とした,合成樹脂又は強化プラスチックで,白色仕上げとする。

保安帽

  

製式

かぶと型とし,内部に衝撃吸収ライナー,ハンモック及び全周に汗止めを付け,安全性・快適性に優れた構造とする。外周には30ミリ巾の反射テープを付け,反射テープの中央に,階級を表示する赤色反射線の周章を付ける。あごひもは,合成繊維製とし,締め付け金具付きとする。後ひさしには,環状の掛け金具を付ける。

  

  

き章

前面中央に,消防章のスコッチマークを取り付ける。

手袋

製式

羊革,牛革又は,ケブラー(繊維製ニット)を素材としたもの。

ヘッドライト

地質

光源はLEDとする。視認性・安全性及び耐久性に優れた構造とし,防塵・防水仕様とする。

ゴーグル

地質

合成樹脂製で,機能性及び耐久性に優れた構造とし,防塵・防曇仕様とする。

墜落制止用器具

製式

厚生労働省墜落制止用器具の規格に適合する,胴ベルト型墜落制止用器具とする。

防火フード

地質

黒又は濃紺で,難燃素材の合成繊維とする。


別表第4

救急服服制

冬救急帽

地質

  

アポロ作業帽に同じ。

製式

  

上に同じ。

マーク章

上に同じ。

救急服

上衣

地質

  

明るい灰色で合成繊維と綿の混紡織物とする。

製式

えり

立て衿,替え衿面つきのワイシャツカラー

肩章

外側の端を縫目に縫い込み,えり側を地質に似たボタン各1個で留め,反射テープ付きとする。

前面

前合せは,ファスナー・面ファスナー併用留めとし,胸ポケットは左右各1個とし,雨蓋付ループボタン・面ファスナー付とする。

そで

長袖とし,袖口はファスナー開き水かき付とする。

階級章

活動服上衣に同じ。

標識

左胸ポケット上部に「鹿行消防本部」と金茶色で刺しゅうする。

ズボン

地質

  

灰色の合成繊維の織物

製式

  

帯つき長ズボンとし,両もも及び後方に各1個の張りポケットをつける。

夏救急帽

地質

  

アポロ作業帽に同じ。

製式

  

上に同じ。

マーク章

上に同じ。

夏救急服

上衣

地質

  

明るい灰色で合成繊維と綿の混紡織物とする。

製式

  

長袖又は半袖とし,その他は,冬救急服上衣と同じ。

ズボン

地質

  

灰色の合成繊維の織物

製式

  

冬救急服ズボンに同じ。

バンド

  

製式

  

白色とし,表面は反射テープをはり,バックルは2ピン留め式の金属製とする。

  

  

地質

  

  

保安帽

  

製式

  

救助服服制と同一のものとする。

  

  

き章

  

  


別図